サラマンダー

巷では、圧倒的にユーロドルのスキャルピングが多い中で
最近、ボチボチとドル円のスキャルピングEAが登場して来ています。

今日ご紹介するEGOIST (USDJPY)も、開発者の方は、デイトレード、スイングトレード
にカテゴライズしていますが、5-10pips程度の利益を削ぐように獲っている様子からも
スキャルピング的な要素もあるEAだと見ています。

開発者さんのMyFxbookから

稼働開始の7月4日以降の成績は、ボラティリティの非常に低い8月末以前においても
勝ちトレードで利益を積上げて来ていました。
また、それ以降の円安方向に進みボラティリティが発生するタイミングにおいては
グングンと利益を伸ばして来ています。

動作環境は、ドル円の5分足を使用します。



最大10ポジションまでポジを拡大して行きますので、各ポジションのロット数を低めに抑え
マネーマネージメント（複利機能のこと、パラメーターで変更可能）をfalse（オフにすること）にして、最大保有ロット数を
小さくすることでリスクを極力低下させる運用が適しているようです。

fx-onのデモ口座によるフォワードテストは
口座 アルパリジャパン
証拠金 100万円
ロット数 0.1ロット
マネーマネージメント（複利機能） false
で運用していました。含み損を抱えるタイミングもあったものの
比較的余裕のトレードを行なってきました。
因みに開発者さん自身のMyFxbookでは、50,000円の証拠金で開始していて
やはり、見事に捕まっています。
余談ですが、EA開発者がfx-onの「みんなのMT4」やMyFxbookにて成績を公開して
第三者が分析できる環境を提供していることが、開発者さんの姿勢として必要なのではないか
といったブロガーさんのブログ記事を拝見することがありますが、確かにその視点は
必要と思います。
その点でも、EGOIST (USDJPY)の開発者「ゆいちゃま」さんは、しっかりと
押さえていると言えそうです。
さて、fx-onのエンジニアの中にも、少額の証拠金の複数の口座でＥＡを稼働させ、マイナスになる口座もあれば
上手く利益を上げる口座もあり、全体でプラスになればいいと言う発想で運用している人がいますが
もしかすると、「ゆいちゃま」さんにも、そういう考えがあるのかもしれません。



トレンドを追ってスキャルピングを行なうEGOIST (USDJPY)は、中々
素晴らしいトレードを行なっていると思います。
今後、年末にかけてのドル円のボラティリティの発生でどのような成績になるか？
楽しみなEAです。
トレンド追従型のシンプルなEAです