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マニアックなアオイホノウ。いわゆるアニメファンにはどう見えるのだろう?

毎度マニアックなドラマを放送しているテレ東のドラマ24。現在放送中の「アオイホノウ」もかなりマニアックですね。
いわゆるオタクであれば、伝説的に語るであろう80年代の大阪芸大を舞台に、原作者の青春期を実在の人物を交えながら、フィクションとして描いている、といっても、コアでないファンジンにはピンとかないかもしれない。

50歳以上の初期オタク世代(ヤマト世代)なら誰もが知っている大阪芸大(人)が深く関わった第20回日本SF大会(DAICON3)のオープニングアニメを制作した庵野秀明、赤井孝美、山賀博之らが主人公のライバルとして描かれている。
40代以下のアニメファンにとって庵野秀明というキーワードは、エヴァンゲリオンであり、ナウシカの巨神兵を描いたアニメーターとして知られていて、マニアであれば自主制作版「帰ってきたウルトラマン」のことは少しは知っているのだろう。

いずれにしても、40代以下のアニメファンにとっては、伝説として語られる程度のエピソードが、アオイホノウの背景となっている。当時私は10代後半で、知り合いだった村上隆に見せてもらった「DAICON3のオープニングアニメ」は衝撃的だった。ちなみにこのショートフィルムのBGMは、電車男で使われオタクや鉄道の代名詞的に使われることも多いELOの「トワイライト」である。

現在のオタク文化の基礎は、今年も盛況だった「コミケット」と、DAICON FILMから派生した「ゼネラルプロダクション」と言うことも出来る。「ヤオイ」から「萌」にいたるオタクのトレンドや、コスプレを生み出し育てたのが「コミケット」であり、「ガレージキット」から「フィギュア」にいたる造形の分野でオタクをひっぱていくのが「ゼネプロ」であった(全てではないが‥‥)。

映像作品でもオタク文化への影響は大きく、アオイホノウに登場する庵野秀明、赤井孝美、山賀博之らは、DAICON FILMや、後に岡田斗司夫が立ち上げたゼネラルプロダクションで、アニメや特撮の自主制作を行い、これまた伝説のアニメの「王立宇宙軍 オネアミスの翼」でガイナックスを設立。「ふしぎの海のナディア」や「新世紀エヴァンゲリオン」に至ることは言うまでもないだろう。

アオイホノウに描かれているエピソードを目の当たりにしている50代以上にとっては、懐かしくもあり、当時のオマージュも感じさせるドラマだと思うのだが、40代以下にはどのように受け止められているのだろう。40代といえば「ガンダム世代」であり、30代は「エヴァ世代」ということで、それぞれの世代で見方も感じ方も違うと思う、というより、あの時代のコアなオタクのドラマに共感できるのだろうか?
いまや、「ワンピース」を知っていることが当たり前のように会話がされる時代であり、いわゆるオタクでなくても、アニメや特撮、コスプレやフィギュアが好きなのが当たり前になっている。オタクが市民権を得た、という考え方もあるが、真性オタクが減少し、ライトなファンジンが増えただけならば、このドラマに共感できたり、面白がれる層はかなりコアなのかもしれない。

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